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CONCERTS公演情報

超絶技巧をものともせず、また一つ伝説の公演を築く

日時

2021年4月9(金)19:00開演(18時15分開場)

※チケット一般発売 2021年1月16日(土) 10時~

会場

Hakuju Hall
千代田線「代々木公園駅」徒歩5分
小田急線「代々木八幡駅」徒歩5分

出演

  • 入江 一雄

    東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学・同大学院を首席で卒業・修了。在学中にアリアドネ・ムジカ賞、大賀典雄賞など学内の各賞受賞の他、学内公演にも多く出演。東京藝大シンフォニーオーケストラ・ドイツ公演(Young Euro Classic)にソリストとして同行し、ベルリン・コンツェルトハウスにて細川俊夫作曲「沈黙の海」を協演し好評を博した。
    2012年9月よりチャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院研究科に在籍し、世界的巨匠であるエリソ・ヴィルサラーゼ女史に師事する。2016年夏に同課程を修了しディプロマ取得。留学に際して、公益財団法人ロームミュージックファンデーション(2012,2013年度)、文化庁(2015年度)より助成を受ける。
    第77回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、第1回CWPM(ポルトガル)第5位入賞他受賞多数。幅広いレパートリーの中でも特にプロコフィエフの作品演奏を自身のライフワークとし、ピアノ協奏曲第3番の熊本初演(2010年8月)やピアノソナタ全曲演奏会(2018年10月〜2019年2月、全3回)を成功させた。ソロ活動に加え新日本フィル・東京フィル・日本フィル・芸大フィルなどの国内主要オーケストラとの共演や、若手演奏家からベテラン奏者まで幅広い音楽家との室内楽・アンサンブル機会も多い。近年ではN響コンサートマスター篠崎史紀氏から絶大な支持を受け、同氏リサイタルや室内楽公演で多くの共演機会を得る。
    2017年度より東京藝術大学音楽学部室内楽科非常勤講師。銀座王子ホールレジデンス「ステラ・トリオ」メンバー。あおによし音楽コンクール奈良審査員。



曲目

バッハ=ラフマニノフ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より 前奏曲、ガヴォット、ジーグ
ブラームス:
 4つの小品 作品119
中川統雄:
 The secret of the Antikythira(世界初演)<邦題 アンティキティラの機械>
ベートーヴェン:
 ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」



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入江一雄ピアノ・リサイタル 世界初演の作品 The secret of the Antikythira(世界初演)<邦題 アンティキティラの機械>を作曲家中川統雄氏本人のプログラムノートを弊社HPをご覧いただいている皆様に公演に先駆けてお届けいたします。

中川統雄 The secret of the Antikythira(世界初演)<邦題 アンティキティラの機械> プログラム・ノート

以前私の代表曲Cryptobiosisを入江氏に演奏していただいた時、彼の圧倒的な技術と音楽性の両立によるその巨大な芸術は私の魂をハンマーで殴りつけたの如き衝撃波を生みだしました。※1
それ以来私は唯一無二のスタイルだと信じるピアノソロ編成による完璧な作品を作りたい、そしてその作品を入江氏の巨大な芸術に委ねてみたいという祈りともいえる強い思いが生まれました。

日々確信を持って音を紡ぎ、全ての音全ての機能に一点の曇りもなく紡ぎ出していると気づけば完成までに5年の月日を費やす事になりました。
紀元前100年頃ギリシャにて生み出されたとされる天体運行を計算する為に作られた世界最古の複雑な科学計算機「アンティキティラの機械」
その完全なる機能美と探究心の粋とも言える発露に心打たれ、私は一世一代のこのピアノ作品の題名を「アンティキティラの機械」とする事に決めたのです。

私にとっての芸術の理想を体現出来たと自負する唯一の作品「アンティキティラの機械」
全ての音楽を愛する人々に聴いていただきたい作品です。

※1 入江氏演奏によるCryptobiosisはCockroach Eater名義 アルバム「Crazy Days」 Disk2の1曲目は、こちらから 試聴可能
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入場料

全席指定 S¥4,500 A¥3,500(税込み)
2021/1/16(土)10時~ 一般発売開始

主催・協賛

協賛:Hakuju Hall/株式会社 白寿生科学研究所
主催:オフィス諷雅

チケット購入方法



備考